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ウイルスを無力化する最新加湿空気清浄機



新型インフルエンザなどのウイルスを無力化する家電製品が次々に発売されている。以前にシャープのプラズマクラスターパナソニックのナノイー製品をとりあげたけれど、今回は三洋電機ダイキン工業のウイルスを無力化する加湿空気清浄機のデクノロジーをピックアップしてみた。

各メーカーとも独自の最新技術を搭載してウイルスの不活性化する技術におのおのネーミングをつけて売り出しているけれど、基本的にはイオンを放出してウイルスの表面に付着させ、タンパク質から水素を抜き取って無力化させるという方法なんだけど、三洋電機ダイキン工業のウイルス無力化加湿空気清浄機はちょっとヒネリが効かせてある。





↑SANYO 加湿空気清浄機
 ABC-VWK14B 28630円
三洋電機の独自技術にも「ウイルスウォッチャー機能」という名前がつけられている。この技術は水道水を電気分解して、次亜塩素酸とOHラジカルの2種の活性酸素を作りだすところがユニーク。これらを大量に含む電解水を放出して空間の洗浄を行なうしくみだ。普通の水道水だけでウイルスを不活性化してしまうなんてちょっと不思議だけど、プールなどの浄化に利用されている次亜塩素酸を生成するアイデアは面白い。14畳用の加湿空気清浄機「mistream」ABC-VWK14B は寝室などにも手頃な小型モデルだ。



ダイキン工業の加湿空気清浄機 うるおい光クリエールは、ウイルスを酸化分解して無力化する独自技術を搭載している。「ストリーマ放電」を行って生じた高速電子が強い酸化力を持つ活性種に変化し、それがウイルスに付着して酸化分解してしまう。強力な酸化力を持つので、他の機種がイオンなどを放出するのに対し、吸い込んだウイルスを機体の中で分解するしくみになっている。加湿空気清浄機「うるおい光クリエール」ACK75Kは17畳用。8畳の部屋なら10分程度で洗浄するパワーは魅力です。

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