cavelog

困った

LED電球の価格が急降下してきたぞ



SHARP
DL-L601N
2990円
電球形エコ照明の本命はLED電球で決まり。寿命は10年と圧倒的長寿命で、さらに低消費電力、低発熱。スイッチオンでパッと点く特性、調光可能など、LED電球はダントツですばらしいエコ照明なんだけど、シェアは電球形蛍光灯にうんと遅れをとっていた。それというのも高コストが仇になって、欲しくてもちょっと買えなかったんだもんね。今春、初めて出たソケットタイプのLED電球、東芝のE-COREは、なにせ一個1万円くらいしてましたからね。ランニングコストは安いけれど、初期投資が一万円では減価償却に時間がかかり過ぎるもの。いくら寿命10年と言っても何かの拍子で切れないとも限らないからちょっと二の足を踏むよね。

ところが初夏あたりになると4000円前後の低価格製品が登場。東芝のE-CORE、シャープのDL-L601、エコリカのECL-HPLプリズムシリーズなどが売り出されたので、これはもう買い時だ!と実装中の白熱灯と電球型蛍光灯が切れるのを待っていたのだけど、こんな時に限ってなかなか切れない(笑)。まあ切れないのはありがたいけれど、白熱電球はかなり電気代を喰ってるからね。

そうこうしてる間に夏になると、今度はアイリスオーヤマからエコルクス、サンジェルマンのエコルークス(←左写真 40W型)、NECライティングのLIFELED'S、パナソニックのEVERLEDSなどが、どっとLED電球市場に参入してきた(しかしLED電球のブランドネーミングって、どのメーカーも似たような語呂合わせ造語ばっかりでややこしいなあ、特に新規参入組のは)。

参入メーカーが増えてくると、競争で価格も下がって大量に売れるようになるから、さらにコストが下がってゆく好循環を生む。LED電球が普及すればするほど省エネ化も進むわけだからハトヤマさんの無理筋の公約もちょっとは助かる。なによりわが家の光熱費が助かる。現在シリーズの廉価モデルは2000円台に突入してきたものもある。もっと競ってどんどん価格をさげてくれ〜。それまで切れるなわが家の電球形蛍光灯。そろそろ切れてくれ白熱灯。
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