cavelog

困った

ロボットフェイスが人気?VAGARYアナデジ VN2-011


ガリー(VAGARY)のアナデジウォッチVN2-011は、09年の春夏モデルなんだけど、女の子にウケが良くカラーによっては早々に完売したようで今月再入荷される見込み。やっぱりひと昔前のロボットの顔みたいな愛嬌のあるデザインとカラーリングが人気のモトなんだろうね。アナログ表示とデジタル表示を組み合わせるとデザインの可能性が広がって意外性のある腕時計がうまれるから、カジュアルウォッチにアナデジは有効ですね。このバガリーもレトロデザインなんだけどキュートな感じがするから、イタリア人ってのは実に器用だと思う。


VAGARY腕時計のブランド母体は、伊Vaglia社で、クルマのスピードメーターなんかを作ってきた老舗メーカーだという。ナルホドね。アルファー、フィアットフェラーリなんかのセンスが注入されているワケだ。そう思ってこのアナデジのフェイスをしげしげ見つめると、往年の名車の雰囲気が滲んでいて、さすがイタカジという感じがする。レトロロボットに見立てて大変失礼しました(笑)。このVAGARY VN2-011、ショップによってレディース時計としたりユニセックスとあったり、まちまちのジャンル分類になっている。まあウケるのは女の子にだろうけど、フェイスのサイズはけっこう大きいし、ユニセックスと言ったほうが正しいかな。男が着けてもそれなりにキマル(イタ車が似合うような御仁ならね)と思います。

さてこのバガリー VN2-011、ユニークなアナデジデザインのことばかり書いてきたけど、時計としての機能もなかなかのもの。12時間計の1000分の1秒クロノグラフだし、デイト表示、アラームのほか、右下にある液晶表示部には温度計が付いている。まあ防水性能は日常生活仕様だから、さすがにアウトドアでの使用にはキビシイですけれど。カラーはレッド、ブラック、ホワイトの3バリエーションがラインナップ。やっぱりイタ車感覚が強いレッドに人気が集中しているみたいだけど、白のモデルのほうが使えるシーンが広がっていいと思うけどなあ。
関連記事:バガリーのアナデジウォッチ