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困った

タカラトミーのバウリンガルボイス

バウリンガルボイスは数年前に発売されてヒットしたバウリンガルのニューバージョン。タカラトミーの犬語翻訳機だ。犬の鳴き声を声紋分析して同時通訳してくれる。ホンマにちゃんと翻訳してるのかは、口コミ評価を調べるしかないけれど、疑いだせばキリがないから、ある程度はオモチャと割り切ってペットライフをより楽しむツールとするが良し。でも長期にわたって愛犬の反応を見続けてきた飼い主だって、すでにデータを蓄積していることになるのだから、バウリンガルボイスでその裏付けを取って楽しむのがいいのではないだろうか。個犬差もあるだろうしね。

バウリンガルボイス ブルー

バウリンガルボイス ブルー

でもタカラトミーが7年もの時間をかけ、満を持して発売したバウリンガルボイスだけに、前製品で物足りなかった部分がかなりフォローされて、より楽しく使えるようになった。追加された新機能はいろいろあるけれど詳細は末尾のリンクサイトを参照いただくとして、やっぱり一番のポイントは5台までの同時使用が可能になったことだろう。従来品では送信電波が混信するので、複数の犬の会話を同時に分析することができなかった。これもデジタル技術の進歩の恩恵ですな。公園やペットカフェなどで仲間の愛犬同士がどんなやりとりをしているのかを同時通訳で聴くことができるのは、ちょっとしたイベントだ。


そして、バウリンガルボイスの名前にボイスが付いたように、液晶画面の表示に加えて、声優の音声でリアルタイムに聞けることが楽しい。オスなら男の子の声、メスなら女の子の声で再生設定ができる。老犬の場合用に爺さん婆さんの声も用意して欲しかったが、どうやらそれはないらしい。「わしは疲れとるんじゃよ」とか大滝秀治の声で言って欲しかった(笑)。ほかにもアクション辞典など8つのコンテンツが搭載されている。いつも「あんたは何が言いたいのかよくわからん」と言われる、わたし(戌年)にも装着してみたい犬語翻訳機だ。価格はAmazonで15960円。→バウリンガルボイスの新機能