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エステー エアカウンターS 低価格放射線測定器の新モデルが2月3日出荷開始!

エステーの低価格家庭用放射線測定器の新モデル、エアカウンターSは、2月3日から出荷が開始されるもようです(発売時の予定出荷数は10万個)。Amazon.co.jpでの実勢価格は6300円で、2月6日の入荷予定とアナウンスされてます。
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エステー エアカウンターS


昨年10月に発売された初代エアカウンターは、測定時間が最長約5分間だったんですが、第2弾のエアカウンターSでは最長2分間に短縮されてます。さらに計測中に放射線を感知するとブザーが鳴る機能や、10秒毎に直前約1分間の平均値を表示する機能などが追加搭載されました。


エアカウンターSは、γ(ガンマ)線のみを測定できる空間線量(周辺線量)計で、測定単位はシーベルト(Sv)。測定線量率の範囲は0.05μSv/h〜9.99μSv/hです。単3アルカリ乾電池1本使用で約60時間の連続使用が可能です。


放射線測定器の詳細について当欄で説明するのは荷が重すぎますので、専門サイトでご確認を。このエアカウンターSで計測できるのは、庭や砂場などの地上1m付近の空気中のガンマ線が1時間あたりにどれくらいかという空間線量率です。


なので、エアカウンターSは、いま暮らしている場所で生活を続けるかどうかの判断や、除染すべき場所の特定などに使う測定器で、生活環境の不安を解消するための機器と考えるのがいいんでしょうね。


食品の放射能汚染などを測るには、高価なベクレルモニタ(右のLB200など)が必要ですし、庭や砂場の表面汚染を測定するには別種のサーベイメーターを用います。また個人がどれほど被ばくしたかを測定するための機器は個人線量計(マイドーズミニなど)をぶら下げるということになりますが、ややこしいし誤解も生じそうなので詳細はここでは触れずに置きます。あしからず。






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