マイケルジャクソン THIS IS IT ブルーレイ版のみの特典に注目せよ
マイケル・ジャクソン最後のライブのリハーサル映像を映画化した「This Is It」が大ヒット。コアなファンばかりかマイケルを知らなかった人たちにも大きな感動を与え、限定上映終了のちも再上映、再々上映に足を運ぶファンは絶えないようです。すでに発売中のCDをはじめ、1月27日に発売されるDVDやブルーレイディスクの予約販売も売れ続けているようです。モバイル用のmicroSD版やPC用のUSBメモリ版(→)までも発売されてその人気は衰えを知りません。そのTHIS IS ITのDVDとブルーレイには、映画では公開されなかった映像が「特典映像」として収録されているんですが、両メディアによってその内容が違っていて、記録容量の多いブルーレイ版にはDVD版には収録されていない貴重な映像が多数含まれているのです。ソニー・ピクチャーズのオフィスで発売前に視聴したソウルミュージック研究家の吉岡正晴さんが自身のブログでその内容に触れておられたので簡単に紹介しておきましょう。
THIS IS ITの特典映像は一枚組DVDでは約80分、二枚組DVDは約130分なんですが、ブルーレイ・ディスクには約165分の未公開映像が収録されていて、当然BDだけにしか付かないものがあるんですね。ブルーレイのみの特典映像を列記すると、今回のライヴ用撮り下ろしのショートフィルム「スリラー」、「スムース・クリミナル」に、メイキング・オブ・ショートフィルム「スムース・クリミナル」、振り付け師が語るマイケルのダンス、フォトギャラリー、BD-LIVE(ディスク経由で観られるネット映像)、PS3用壁紙が付いてます。
吉岡さんによると、そのBD特典映像には、ライブ関係者の証言が多数収録されており、それらを総合していくと映画「ディス・イズ・イット」本編で見られたものが、あくまで全体像の一部でしかないことが浮き彫りになってくるそうで、両者のイメージをアタマの中で合成して見ると、まるでTHIS IS ITのライヴを真に体験したかのように思えてくるのだそうであります。また多くのスタッフが「マイケルはこの映画で大きなメッセージを伝えたいと考えていた」と証言する部分なども興味深いシーンだそうです。これらの感想を見てますと、どうやらこのブルーレイ版のみの特典映像もファンにとって見過ごすことのできないアイテムということになりますね。というわけで、This Is ItのDVD版をすでに予約した人も、こりゃブルーレイ版も入手しといたほうが良さそうだと思いました。Blu-ray Discプレーヤーを持っていない人には、プレイステーション3(PS3)と映画「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」のBlu-ray Disc(BD)をセットにしたパッケージ(→)が、BD発売と同日の1月27日に33500円で発売されるみたいですよ。ソニーさんも商売頑張ってますね〜。
製品詳細:Amazon.co.jp 『マイケル・ジャクソン THIS IS IT 特集ページ』