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困った

ソニー パーティショットはうれしい自動雲台

SONYサイバーショット2機種のアクセサリーとして発売された、パーティショット IPT-DS1は撮影者の痒いところにうまく対応したユニークな電子雲台だ。サイバーショットをパーティショットに乗っけてセットしておけば、クレードルが勝手にクルクル回転したりアオったりしながら被写体の人物の笑顔を検出、構図まで決めてシャッターを切ってくれると言うシロモノ。楽しいパーティや会食などの席でワリを喰いがちだったデジカメ持参者だけど、このパーティショットがあればデジカメまかせで食事や会話に専念できる。面白いアイデアですな。

ソニー SONY インテリジェントパンチルター IPT-DS1

ソニー SONY インテリジェントパンチルター IPT-DS1

カメラマンを仰せつかると、自分が撮った写真を憶えているから、出来不出来があらかじめ想像できてしまうのもつまらないところ。パーティショットにおまかせしてしまえば、出来上がりを見る楽しみも大きくなるし、なにより写真の不出来を機械のせいにできる(笑)。パーティショット IPT-DS1がどうやってシャッターチャンスを判断するかは、良い構図になったとき、構図が大きく変わったとき、良い構図で笑顔のときだそう。こういうロボット的に自動でなにかをしてくれるメカというのは、ときどきオバカなことをやらかしてくれるのが常だけど、こと写真と言うものは、そういう一枚がかえって面白い絵になるものだから、余計に楽しめるのではないだろうか。


ソニー パーティショット IPT-DS1に対応しているコンパクトデジカメは、今のところソニーサイバーショットの新製品2機種、
ソニー SONY デジタルカメラ Cybershot WX1 (1020万画素/光学x5/デジタルx10/ブラック) DSC-WX1/B
↑DSC-WX1 と、
ソニー SONY デジタルカメラ Cybershot TX1 (1020万画素/光学x4/デジタルx8/シルバー) DSC-TX1/S
↑DSC-TX1 のみである。
なのでパーティショットでの撮影を楽しもうと思ったら、どちらかのデジカメと一緒に購入しなければならない。DSC-WX1はGレンズを搭載したハイスペックモデル。DSC-TX1は超スリムボディのコンデジ。うれしい新タイプのアクセサリーが登場したけれど、パーティショットはセットした場所から自分では移動しない。自動掃除機のようなわけにはいかないのだ。だから撮影者は食べまくってばかりいないで、ときどき設置場所を変えてやるぐらいのことはマメにしてあげましょうね。