cavelog

困った

ポケットプロジェクター比較 Optoma PK102 vs 3M MPro120

ポケットサイズのプロジェクターの性能が向上し、商談でのプレゼンテーションやプライベートの画像投影に良く使われるようになってます。最近イッキに機種が増えたこのジャンルですが、各製品にそれぞれ特長があるみたい。今回は同じくらいの価格帯の人気機種であるOptomaのPocket Projector PK102と3MのMPro120をピックアップして、それぞれの使い勝手を探ってみます。

Optoma Pocket Projector PK102
オプトマのPocket Projector PK102はPK101の後継機。光源に高輝度の3LEDを採用しており発色はかなり明るく鮮やか。フォーカスの調節は本体横にあるダイヤルで微調整できるので簡単です。内蔵メモリが4GB(実用領域は3GB程度)もあるので本体のみでの投影ができる点がポイントですね。
データはUSB端子を使ってPCからメモリに転送します。デジカメ、デジカム、DVDプレーヤーなどからビデオ入力ができ、VGA接続によるPC画面の再生投影が可能です。0.5Wのアンプとスピーカーも装備しているためドラマや映画も鑑賞できます。カタログ値のバッテリー駆動時間は省電力モードで約70分。重さは118g、サイズはW51×H105×D17mmとケータイ並みの大きさ。iPod/iPhone用のケーブルはオプションになってます。




↑3M MPro120
3M MPro120
スリーエムのポケットプロジェクター、3M MPro120はMPro110の後継モデル。RGB LED光源による新しい光学エンジンを搭載し、VGA画質の高解像度映像を8〜50型サイズまで投影が可能。多少明るい環境でも8型程度までの大きさなら十分実用レベルの絵が観賞できます。
MPro120には内蔵メモリが無いので単体での投影はできないものの、充電池を使えるのでAC電源がとれない場合の長時間投影には向いていて、フル充電で約120分間投影できるスタミナが魅力です。重さは154g、サイズはW60×H120×D24mmの手のひらサイズ。ビデオ出力付きの携帯電話やデジカメ、ワンセグ放送などの投射も可能。

PCや他のAV機器なしに単体で投影する場合が多いなら、大容量内蔵メモリを有するOptoma Pocket Projector PK102を選び、AC電源が確保できない場所での長時間投影が必要な場合は3M MPro120が有利といった感じですか。使い方に合わせて選べば良いでしょうね。両機種の実勢価格は4〜5万円ですが、旧モデルなら多少リーズナブルに購入できますよ。
関連記事:ポケットプロジェクター比較