アクオス クリスタル 305SH フレームレス＆高音質 日米共同調達の異色低価格スマホ

ソフトバンクが8月29日に発売するシャープ製スマートフォン AQUOS CRYSTAL 305SH は、ソフトバンクと米Sprintによる初の日米共同調達スマホ端末という異色のAndroidモデルであります。

フレームレス構造の斬新な大画面ボディにハーマンカードン製スピーカーが付属。かつ機能シンプル・低価格と従来のスマホとは一風変わった端末になってます。しかも新型iPhoneの発売が噂される初秋の時期に単独発売されるのも異例。デザインも魅力的だし、ちょっと気になるスマホですね。
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AQUOS CRYSTAL 305SH は5インチの大画面ディスプレイを搭載しながら、前面パネルに光学レンズ効果とエッジカットなどを駆使し、上三辺のベゼルを極限まで細く見えるようにしたフレームレス構造が最大の特長。本体横幅を67mmに抑えるとともにカーブを描く背面パネルもあいまってコンパクトかつインパクトのある端末に仕上がってます。

スピーカーはディスプレイガラス全体を振動させて音を伝える、ダイレクトウェーブレシーバーを採用してボディの厚みを抑えつつクリアな再生を実現。さらにハーマン・カードン社の高音質技術Clari-Fiを搭載した音質重視のスマホであることも AQUOS CRYSTAL 305SH の特長です。

非常に斬新な端末ですが、初の日米共同調達モデルということで、スペックは凡庸。シャープ製なのにIGZO非搭載で解像度もHD、CPUやカメラも旧レベルだし、防水やワンセグ、おサイフ、赤外線にも非対応です。まあ「なんでもてんこもり」のガラパゴス日本モデルと違って、アメリカはシンプルかつ低価格モデルが主流ですからね。

米国市場に合わせたコストパフォーマンスを追求した結果、シンプルで低スペックのスマホになってるんですが、日本ではharman/kardonの高音質Bluetoothスピーカーを付属して他端末との価格差調整をしている感ありです。

このオマケのBluetoothスピーカー、Harman Kardon Onyx Studio は実勢価格4万円前後のモデルなのでおトク感はあるんですが、アクオスクリスタル端末だけ欲しい人にとっては総額が割高になるという、チト微妙なセットになってます。

ともあれ、ワンセグも見ないしオサイフも使わない。デザインとオーディオ重視のシンプルな端末が欲しかったという人には、AQUOS CRYSTAL 305SH がピッタリのスマホに違いありません。新規やMNPなら実質ゼロ円でゲットできるので、乗り換え購入が狙い目ですね。
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AQUOS CRYSTAL 305SH のスペックがいまいちもの足りない人は、5.5インチ・フルHDの日本仕様上位端末「AQUOS CRYSTAL X」が年末以降に登場する予定だそうなので、そちらの発表を待ちましょう。