iPhone4S ソフトバンク版とau版 ぶっちゃけ、どっちにMNPするのがお得なの?
iPhone4Sが登場してからというもの、スマートフォン市場の話題はiPhone4S一色に塗り潰されてる感がありますな。BCNのケータイ週間売上ランキング をみてもベスト10のうち上位6つがiPhone4S。下位にiPhone4が2つ顔をだしてますから、8つまでがアイフォンです。まさにジョブズの怨念が乗り移ったかのような様相ですな。
このBCNランキング、一応毎週チェキしてるんですが、発売直後はSoftBankの64MBがトップで、以下auの大メモリモデルが続いてました。その翌週はau版が上位を占めていたんですが、最近になってまたSoftBank版のiPhone4Sが上位に来てます。
この流れ、一概には言えませんが両キャリアの実際の使い勝手や通信状況などの情報が徐々に出てきたことと、ソフトバンクの乗り換えキャンペーン開催などの後押し追加セール開催が影響しているように思われます。
さて、iPhone4S発売のフタが開いてしばらく経った、最近の口コミ情報も含めて SoftBankか?auか?をここらで検証してみましょう。料金プランやランニングコストの比較については、以前当欄で記事にしてますので今回は割愛です。
気になる回線の通信速度は、当初の噂ではソフトバンク版はつながりにくいということでしたが、SB版はエリアや時間帯によって大きく変化するもようですね。W-CDMA方式のソフトバンクのほうが理論値では速いこともあって、速い時にはauより速いけれどアカン時(混雑した駅や繁華街など)にはド遅くなるというレビュー多しです。
3Gに接続するまでの時間はauが速いようですが、表示が開始され出すとSBが追いついてくるという印象。なので平均すると両者にそれほど大きな差はないようです。電波の安定度が高く平均して快適なのはauということでしょう。なので通信ストレスが少ないのはau版iPhone4Sかな。
機能面は、従来からiPhoneを販売してきたソフトバンクに一日の長アリです。au版は現状、iMessageやFaceTimeが利用不可だし、音声通話と3Gデータ通信の同時利用もできません。またauのキャリアメールの自動受信も非対応で、メールは15分おきのチェックになります。このへんの使い勝手は逆にauにストレスあり。
それから、どちらの4Sも4よりバッテリー消費が激しいというレビューが目立ちますので、充電ケースなんかは買っといたほうが無難かもですね。
独占販売が崩れて守勢に入ったソフトバンクは、11月1日から新たな拡販テコ入れとして、基本使用料が最大16ヶ月無料になる、番号そのまま乗り換え(MNP)キャンペーンを追加しました。SBは月額ランニングコストでauに差を付けようという戦略ですね。
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◯ SoftBankのMNPキャンペーンに基本料金無料の新特典がプラス!
iPhone4S購入時のキャッシュバック特典や以降の月額費用などを考えると、ソフトバンク版を代理店のMNPサイトで乗り換え購入 するのが、トータルでauよりずいぶんおトクな感じです。今後、SBの回線環境も改善されてくるでしょうからね。
iPhone4Sの販売競争が激化して、ユーザーに還元されるのはうれしい限りですけど、頑張り過ぎて共倒れにならないかとちょっと心配。それからAppleやサムスンより、日本メーカーのAndroid端末も売ってもらわないとね。低迷の続く日本経済をなんとかしないと困ります。