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テレビ用地デジチューナー 低価格の4機種を比較する

地上デジタル放送を視聴するためには、UHFアンテナや地上デジタルチューナー内蔵テレビが必要なんですが、UHFが受信できる環境なら、従来のアナログテレビに外付けの地上デジタルチューナーを接続すれば視聴が可能です。ただし高画質の映像を楽しむにはハイビジョンに対応したテレビが必要になりますが。外付けの地デジチューナーも機能のシンプルな低価格製品なら数千円から買えるので、ゴージャスな大型地デジ内蔵液晶テレビ購入までの繋ぎには十分。今回は一万円以下の低価格で人気の高い地デジチューナー4機種を比較して紹介します。



ピクセラ 地上デジタルチューナー PRD-BT100-P00
ピクセラの PRD-BT100-P00 は国産最小、手のひらサイズの地上デジタルチューナー。手持ちのアナログテレビに接続するだけでノイズやゴーストの少ない高画質・高音質の地上デジタルテレビ放送が視聴可能です。
テレビにある映像端子と音声端子に接続するだけなのでレコーダーなどの接続と同様でとても簡単。チャンネルスキャンも複雑な設定は不要でボタンを押すだけでオーケーです。電子番組表は7日先まで見ることができ、一度に最大で5放送局4時間分の番組表が見られます。
裏番組表表示、字幕放送、文字スーパーなどの機能もあります。リモコンも簡単で使いやすく、電源ON・OFF、チャンネル切替、音量調節、チューナー操作ができます。コンパクトで多機能なのがポイントですね。もちろん実勢6000円前後の低価格もピクセラ PRD-BT100-P00の大きな魅力です。




バッファロー テレビ用地デジチューナー DTV-S100
BUFFALOのテレビ用地デジチューナー DTV-S100も接続は簡単。ビデオデッキやテレビゲームと同様に簡単につなげることができます。黄・白・赤の入力端子のあるアナログテレビなら、アンテナ、テレビ、電源にそれぞれのケーブルをつなぐだけで、地デジチューナーの接続は完了です。
本体のサイズはCDケース約2.8枚分とコンパクトで設置に場所をとりません。テレビのサイズにかかわらずフル画面で地上デジタル放送を表示できるほか、ズーム機能搭載で4:3のテレビでもデジタル映像を拡大して表示できます。またスクイーズ出力で16:9のワイドテレビの臨場感あふれる映像を楽しめます。
裏番組表、字幕放送、音声切換、ソフトウェア自動更新、緊急放送対応、受信レベル表示など機能は多彩。リモコン操作も簡単で快適に行なえます。BUFFALO DTV-S100は実勢価格4980円と超お値打ち。




アイオーデータ 地上デジタルチューナー HVT-TLSD
I-O DATAの地上デジタルチューナー HVT-TLSDも実勢価格が4980円の低価格モデルながら機能は充実してます。そのうえ長く使えるオドロキの3年間保証を実現してるのも安心です。テレビの画面に表示される電子番組表を見ながら番組を選択、週間番組表で1週間先の番組までチェックすることができるのも便利です。
ボディサイズはDVDケース約2枚分の薄さとコンパクト。アナログテレビとの接続は白・赤・黄のAV入力端子(コンポジット端子)から。本体とテレビ・アンテナをケーブルで繋げばすぐに地デジ放送を観ることができます。
低価格ながら高速のチャンネル変更を実現し、使いやすいリモコンが付属しているので誰でも簡単に操作できます。リビングのメインTVのほか、寝室や子供部屋などにおのおのアナログテレビがある場合など、I-O DATA HVT-TLSDの低価格はマジに助かります。




マスプロ 地上デジタルチューナー DT620
マスプロ電工地上デジタルチューナー DT620も上記各機種とほぼ同様の機能を持った低価格地デジチューナーです。コンパクトなボディながら、電源部を内蔵していてACアダプターがないのが結構ありがたい。コンセントまわりやACタップにもスッキリ接続できます。あれ結構邪魔ですからね。ホコリも溜まるし。
このマスプロ DT620も画面拡大機能を搭載しているので、4:3のテレビでも額縁のように映像の周りが黒く縁取られた状態にならず、フル画面で地上デジタル放送を楽しめます。
また、エコ仕様なのもこの製品のポイントで、同社従来品に比較して消費電力を60%も低減した地上デジタルチューナーでは最高クラスの低消費電力3.6Wを実現してます。また環境にも配慮されていて、無鉛はんだを採用しカドミウム・水銀などの特定有害物質を使用していません。マスプロ DT620の実勢価格は7000円前後です。
紹介した4機種とも激安ながら地デジ受信の基本機能はバッチリ。D端子のないアナログテレビなら、とりあえずはこのクラスで十分だと思いますよ。
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