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除菌加湿空気清浄機 ナノイーとプラズマクラスターどっち買う?

ウイルス除菌能力を持つ加湿空気清浄機。パナソニックのナノイーとシャープのプラズマクラスター搭載機種が人気のシノギを削っているけど、実際どちらの能力が高いのか?先日某家電量販店に行く機会があったので、いろいろ訊きまくって来た。その感想をご報告しときます。

店内に入るやいなや特設台に加湿空気清浄機の最新機種がズラリ。ここではパナソニックのナノイー搭載「うるおいエアーリッチ F-VXE60(28畳目安)」とシャープの「プラズマクラスター 加湿空気清浄機 KC-Y65(30畳目安)」を比較してみる。空気清浄畳数に若干差があるけれど両機の実売価格がだいたい同じくらいだからです。どちらの技術も水に包まれた電荷イオンを放出して、ウイルスに付着させ無力化させるのは同じなので、その他のスペックで比較してみます(パナソニックのうるおいエアーリッチ F-VXE60は以下ナノイー、シヤープのプラズマクラスター KC-Y65は以下プラズマと表記)。

まずサイズはほとんど似たような感じですね。ナノイーのほうがプラズマより若干大きい(タテヨコ奥行各1cm程度)かな、重さもナノイー10kgプラズマ9.3kgとサイズ同様です。加湿できる畳数の目安はナノイー17畳に対してプラズマ24畳とパワフルだけど、一日の電気代はナノイー28円に対してプラズマ37円とやや高めだから、そんなもんでしょう。運転音も53dbと52dbとほぼ同等。フィルター寿命も両方とも10年。まあどっちも同じようなもんですね。



 KC-Y65-B
ただ、ある一定の空間をどれだけスピーディにキレイにできるかという観点で言えばプラズマクラスターが速い。また運転開始までの起動時間が短くてすむので、この点は優れていると見た。デザインも2機種とも似たような感じだけど、ナノイーのカラーがホワイトとシルバーなのに対してプラズマクラスターはホワイトとブラック。部屋のインテリアに合わせてカラーで選ぶのもありかも。

パナソニックの「うるおいエアーリッチ F-VXE60」とシャープの「プラズマクラスター KC-Y65」に絞ってみて来たけれど、同様の抗ウイルス性能を持った加湿空気清浄機はダイキンの「うるおい光クリエール ACK75K」、三洋電機の「mistream ABC-VWK14B」ほか、三菱電機、日立、東芝からも発売されてます。ということで一応の結論として、脱臭スピードと静粛性を買って、シャープの「プラズマクラスター 加湿空気清浄機 KC-Y65」をわたしのオススメとしておきましょう。
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