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困った

SANYO エネループ・ポータブルソーラーの実力は


シングルタイプ
↑7749円(楽)
三洋電機エネループシリーズに持ち運べる太陽光発電パネル、エネループ・ポータブルソーラー(eneloop portable solar)が登場。パネルが一枚のシングルタイプ SSL-SBSL3ASと2枚のパネルが折りたためるツインタイプの SSL-SBWL3ASがラインナップしている。いずれも本体とエネループ・モバイルブースター KBC-L3Aがセットになっていて、発電したエネルギーをモバイルブースターに蓄電して、各種USB対応機器に給電するというシステムだ。

エネループ・ポータブルソーラーにはサンヨー自慢の独自技術ソーラーパネル「HIT太陽電池」を搭載しているので、高効率の太陽光発電が可能。パネル本体のサイズはW174×D26×H404mmで重さは420g(ツイン)。二つ折りできるのでおよそ20cm弱四方のコンパクトサイズになる。ソーラーパネルは透明な樹脂製カバーにパックされ、背面がメッシュのバッグになっており、ここにUSBケーブルやモバイルブースターを収納して持ち運べる。

使い方はポータブルソーラーにモバイルブースターを接続した状態でパネルを太陽の方に向けるだけ。いろいろな場所で手軽に太陽光発電を行なうことができる。ブースターへの充電時間は、ツインで約1.5日、シングルで約3日かかるが、晴れた日に約1時間発電すれば、携帯電話で約40分間の通話が可能な電力を充電することができる(ツイン)という。ただしポータブルソーラーからモバイル機器に直接充電することはできない。いったんモバイルブースターに蓄電し、各種機器に給電することになる。

エネループ・ポータブルソーラーの発電能力は、まだまだ十分とは言えないけれど、ケータイの充電やアウトドアでのライトやラジオへの給電、災害時の非常電源などには有効に使えるだろう。なにより100%太陽のパワーで発電するエコ電源なわけだから、イザというときにはたいへん心強い味方になると思う。実際使用するには発電能力が高い方が何かと便利だから、価格差4000円程度で能力が倍のツインタイプを持っているに越したことはないだろう。

また関連情報として、折りたたむと財布程度の大きさになり機器への直接充電も可能な、米国パワーフィルム社製のPowerFilm AA SOLAR CHARGERというポータブルソーラー充電器もある。こちらは快晴時の太陽光で単三エネループ4本を約6時間40分でフル充電できる。パワーフイルムについての詳細は下記参考記事を参照。
参考記事:ポータブルソーラー充電器