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困った

映写デジカメ Nikon S1000pj どう使う?

ニコンから発表されて話題を呼んでいる、プロジェクター内蔵コンパクトデジカメ、クールピクスS1000pj。当初9月発売の予定だったが、予約注文が多すぎて発売日が10月23日に延期されてしまった。まあレンズや写りには定評のあるNikon COOLPIXだからデジカメの性能には疑いのないところだけど、内蔵されたプロジェクターで、どんな使い方ができるのか?ちょっと考察してみよう。まずは搭載されたプロジェクターのスペックを確認してみると、反射型液晶方式で光源は白色LED。輝度はMAX10ルーメンとのことなので、部屋さえ暗くしておけばかなりハッキリした映像を投影できるものと思われる。撮った写真をいかに手軽に大きな画面で他人に見せることができるかは、デジカメの命題のひとつだけど、映写デジカメがあれば外部の機器やPCに接続する必要がなくて、確かに便利ではある。


ニコンのサイトで製品の特長説明動画を見ると、ホームパーティで撮った写真をその場ではしゃぎながら壁や天井に投映して楽しんでいる。旅行先のホテルでその日撮った写真を見るなどはいいかもしれない。投映スタンドと多機能赤外線リモコンが付属なのも便利だし、特殊効果付きのスライドショーが映せるのも楽しみが広がる。しかしいまひとつ物足りない。クールピクスS1000pjにしかできない「コレだ!」といった使い方はないものか? Amazon.co.jpの商品説明を見ると、「風景画の下絵作りに」というのが目についた。なるほど…なんだけど、この使い方、かなりムリがあるなあ。だいいちカンバスに投影したら自分の影で正面からなぞれないじゃないか(笑)。


ひとつオモシロい使い道を思いついたぞ。自分の撮った写真をさまざまなものに投映しながら、そのシーンを撮影するのだ。たとえば、かわいい子がオレの写真の入ったTシャツを着ている写真を撮ってしまうワケである。工夫と着想しだいでアーティステックかつユーモアにあふれた、かなり面白い写真が撮れると思うんだが、ただしいまのところ映写中に撮影が可能かどうかは調べがついていない(探したけど載ってなかった)。もしこれが可能なら、Nikon COOLPIX S1000pj 買います!わたし。
ポケットプロジェクター比較